拙速な制限解除は慎重に、WHOが呼びかけ

[ジュネーブ/チューリヒ 10日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、新型コロナウイルス感染拡大を抑えるために各国が導入した外出などの制限について、拙速な解除は「致命的な感染再拡大につながる恐れがある」として慎重な対応を求めた。 テドロス氏によると、イタリア、ドイツ、スペイン、フランスなどの欧州の国々では感染者の増加ペースが鈍化する好ましい傾向がある一方で、他の地域…

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米の新型コロナ感染者50万人超、イースター休暇も外出自粛

[ニューヨーク/シカゴ 12日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)の12日の発表によると、国内の新型コロナウイルス感染者数は11日時点で52万5704人と、前日から3万3288人増加し、50万人を突破した。死者は1927人増えて2万0486人となった。 この週末はイースター(復活祭)休暇で連休となっているが、大半の州で不要不急の外出や大規模集会が制限される中、多くの国民が自宅で過ごした。…

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フランス、都市封鎖は初期の効果を上げている=保健当局

[パリ 12日 ロイター] – フランスの保健当局は12日、新型コロナウイルス感染症による新たな死者数の増加に減少傾向がみられているとして、ロックダウン(都市封鎖)は初期の効果を上げているとの認識を示した。 保健当局は声明を発表し、「新型ウイルスは国内で猛威を振るい続けている」としながらも「外出制限や社会的距離を保つなどの方策は初期の効果を上げている」とした。 12日時点で、医療機関や高齢者施設を…

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4─6月期の英経済、30%のマイナス成長もと財務相 タイムズ紙報じる

[12日 ロイター] – 英タイムズ紙は、スナク財務相が他の閣僚に対し、4─6月期の国内総生産(GDP)は20─30%のマイナス成長になるとの認識を示したと報じた。 10人の閣僚が5月にも外出禁止措置を緩和すべきと主張しているという。閣僚名は報じられていない。 同紙によると、閣僚の1人は「ロックダウンによって一段の打撃を被る事態にならないようにすることが重要だ。ロックダウンはさらに3週間を予定…

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OPECやロシアなど、過去最大規模の原油減産で最終合意

[バクー/ドバイ/ロンドン 12日 ロイター] – 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は12日、5─6月に日量970万バレルの減産を行うことで最終合意した。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた原油価格を支えるため、世界の原油供給の約10%に当たる過去最大の減産を実施する。 新型コロナウイルスの感染拡大を抑える取り組みで原油需要が落ち込み、価格が急落…

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