伊首相、5月3日まで都市封鎖延長 ユーロ圏コロナ対策の規模は「不十分」

[ローマ 10日 ロイター] – イタリアのコンテ首相は10日、新型コロナウイルス感染拡大を防止するための都市封鎖(ロックダウン)措置を5月3日まで延長した。ただ、一部の店舗は来週に再開が認められるという。 イタリア政府は、3月9日に全国規模のロックダウンに踏み切った。3月21日には生活に必要不可欠なものを除き、全ての企業活動を4月13日まで停止すると発表していた。 首相は記者会見で、措置の延長…

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G20エネルギー相会合、減産最終合意なく サウジ・メキシコ対立

[モスクワ/ロンドン/ドバイ 10日 ロイター] – 10日開催された20カ国・地域(G20)エネルギー相会合は、新型コロナウイルス危機を受けて急落した原油価格を支える大規模な減産で、最終合意に至らないまま終了した。トランプ米大統領の仲裁申し出にもかかわらず、サウジアラビアとメキシコの対立は解消しなかった。 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は9日、日量…

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トランプ氏、米軍駐留費巡る韓国案拒否 13%の負担増

[ワシントン 10日 ロイター] – 関係筋によると、トランプ米大統領は前週、在韓米軍駐留費の負担増を巡る韓国の提案を拒否した。米当局者2人によると、韓国側は従来の負担額を少なくとも13%増やす案を示したという。 これを受け、エスパー国防長官は今週になって韓国側に電話し、早期に合意をまとめられるよう迫ったという。 現旧の当局者は、両国が近く合意できる望みはほとんどなく、一部では、なお数カ月…

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米、メキシコの原油減産肩代わりへ トランプ氏らが合意

[ワシントン/メキシコ市 10日 ロイター] – トランプ米大統領は10日、世界的な原油生産削減に向けてメキシコを支援することで合意したと明らかにした。原油価格の安定を目指す各国による交渉の打開策になる可能性がある。 メキシコのロペスオブラドール大統領はこの日、米国が肩代わりする減産規模が日量25万バレルになると明かした。 トランプ氏は米国がメキシコの「不足を補う」とし、25万バレルという規模…

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米政府専門家「後退の時ではない」、経済早期再開論に警戒感

[ワシントン 10日 ロイター] – 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は10日、新型コロナウイルスの被害が大きいニューヨークなどでも改善の兆しが出ているが、行動規制を解除するのは時期尚早という見解を示した。 ムニューシン財務長官とのカドロー国家経済会議(NEC)委員長は前日、5月にも経済活動の再開に着手する可能性があるとの考えを表明。また、11月の大統領選で再選を目指すトランプ大統領も…

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英首相、短い距離を歩行 職務復帰なお不透明 新型コロナで

[ロンドン 10日 ロイター] – 英首相官邸は10日、新型コロナウイルス感染したジョンソン首相(55)が短い距離を歩けるようになったと明らかにした。首相は9日に集中治療室(ICU)から一般病棟に移ったばかり。 ジョンソン氏は5日、高熱と咳の症状からセント・トーマス病院に入院。首相が公の場から姿を消したことで不安が走ったが、報道官によると、3日間のICUでの治療後、「一般病棟に戻り、回復の初期段階…

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WHO「日本は対策強化の必要も」、経路不明のコロナ感染増で

[チューリヒ/ジュネーブ 10日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)は10日、日本国内の一部地域で感染経路が不明な新型コロナウイルス患者が増えていることについて、対応策を強化する必要があるかもしれないと述べた。 WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は、東京都を含む3府県で経路が不明な感染が見られるとした上で、「良くない兆候」と言及。 当局が積極的に追跡調査をしているとしつつ、…

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新型コロナ死者、世界で10万人に 感染者160万人=ロイター集計

[10日 ロイター] – ロイターの集計によると、新型コロナウイルス感染による死者が10日、世界全体で10万人に達した。感染者数も160万人を超えた。 過去1週間の死者増加率は1日6─10%で、9日の世界の死者数は約7300人に上った。 データによると、現時点の致死率は6.25%だが、無症状感染者の多くが数字に含まれていないことから、実際の致死率はさらに低いとみられる。 ある調査によると、確認…

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