焦点:新型コロナ・ワクチンに潜むリスク、開発焦れば逆効果も

製薬各社は一刻も早く新型コロナウイルスのワクチンを開発しようと全力を挙げているが、科学者や医療専門家は、ワクチン開発を急ぐと一部の患者については却って悪化させる結果になるのではないかとの懸念を抱いている。図像は3月11日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのサラエボで作成(2020年 ロイター/Dado Ruvic)
Julie Steenhuysen [シカゴ 11日 ロイター] – 新型コロナウイルスが急速に拡大し、感染者数が世界全体で10万人を超えるなかで、製薬各社は一刻も早くワクチンを開発しようと全力を挙げている。 だが実は、科学者や医療専門家は、ワクチン開発を急ぐと、一部の患者については、感染を予防するどころか、却って悪化させる結果になるのではないかとの懸念も抱いている。 複数の研究によれば、

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