【ヒカルの碁】 北米では中学生の喫煙は禁止です! (注:日本もです)

アメリカタバコ事情






日本では銃は簡単に手に入らず、銃犯罪による年間の死者数は、年間10人以下です。(2014年は6人、2015年は1人)

一方、アメリカでは年間3万人以上、日本の数千倍です。日本では平気で少年マンガでも銃が登場しますが、アメリカでは深刻な分、けっこうセンシティブです。

最近さらにアメリカ人が敏感なのが、タバコの描写です。とある調査によると、アメリカの未成年の喫煙の多くが、映画に影響されたと言います。日本のマンガでは、特に昔は未成年でもしょっちゅう喫煙していましたが、アメリカではそういう描写は問題視されます。

その例として、『ヒカルの碁』を紹介したいと思います。

ヒカルの碁in America



第1巻で、将棋部の加賀がタバコを碁盤に押し付ける、というシーンが登場します。








これがアメリカ版ではこうなりました。







タバコがチューインガムに変更されています!

これを見て、「ああ、やっぱり日本とは規制の基準が違うんだな」と感じました。

ワンピース in America!



加賀は中学生なので、まだ規制が入るのは分かりますが、『ONE PIECE』アメリカ版ではさらにすごく、サンジのタバコはおろか、なんとスモーカー大佐のタバコまで消されてしまいました。もはやスモーカーではない!



日本人からすると、いくら何でもやりすぎに思えてならないのですが、アメリカだとこれぐらいやらないと問題が起きるんでしょうか? 自由の国アメリカより、日本の方がこの手の問題に関しては自由ですね。日本で漫画がここまで発展できたのは、この規制の緩さも理由の一つかもしれませんね。

それではまた!




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