サウジとUAEが増産表明、一段の供給過多の恐れ

3月11日、サウジアラビアのエネルギー産業鉱物資源省は国営のサウジアラムコに対し、生産能力を日量1200万バレルから同1300万バレルに引き上げるよう指示した。同社のアミン・ナサール最高経営責任者(写真)が声明で明らかにした。サウジアラビアのリヤドで、2月25日撮影(2020年 ロイター/Ahmed Yosri)
[ドバイ 11日 ロイター] – 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の協調減産を巡る協議決裂を受け、サウジアラビアに続きアラブ首長国連邦(UAE)も11日、産油量を4月から増加させると表明した。原油価格急落の要因となったOPECとロシアとの対立が一層深まる恐れがある。 サウジとUAEが表明した増産幅は世界の原油供給量の3.6%に相当。新型

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