焦点:蔡氏圧勝の台湾総統選、中国はむしろ圧力強化へ

1月11日の台湾総統選挙は、中国と距離を置こうとする現職の蔡英文氏(写真)が圧勝し、台湾に香港のような「一国二制度」を受け入れさせるという習近平・中国国家主席の目論見は頓挫を余儀なくされた。写真は8日、台北で撮影(2020年 ロイター/Tyrone Siu)
[台北 13日 ロイター] – 11日の台湾総統選挙は、中国と距離を置こうとする現職の蔡英文氏が圧勝し、台湾に香港のような「一国二制度」を受け入れさせるという習近平・中国国家主席の目論見は頓挫を余儀なくされた。しかし、習氏は台湾への圧力をむしろ強める公算が大きく、その意向を映して、中国国営メディアには既に強硬論が高まっている。 習氏は1年前の演説で台湾に一国二制度を同意させると宣言、それを受け、

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